1. スムーズに曲がろう!コーナリングのポイント

スムーズに曲がろう!コーナリングのポイント

コーナリングのテクニックを得たい!

バイクに乗り始めたころ、きれいにコーナリングを曲がる事が出来ず、ベテランライダーのテクニックをみては早くああなりたいと思っていた方も少なくないと思います。
コーナリングはバイクのランディングテクニックとして重要なことで、美しく走る事が出来るのもこのコーナリングテクニックにかかっています。

またコーナーをきれいに曲がる事が出来るようになることは、安全にバイクへ乗ることについても重要な事です。

ブレーキをかけて倒し込み、旋回して立ち上がるというコーナリングの4つの基本を抑えることが出来れば、きれいにコーナーを曲がる事ができます。
この4つのパートをきれいにこなすコツは「速度」で、コーナーの手前で見合った速度にもっていけるかどうかという事がポイントになります。

速度が速すぎて侵入速度が高くなるとコーナーの途中で大きく膨らみ、対向車線にはみ出してしまう事もあり、これは大きな事故につながる可能性が出てきます。
コーナーの手間で余裕をもって減速し、その上でコーナーに入るという事を第一に心がけましょう。

コーナリングのポイントをしっかり押さえて走る

まずコーナーに入る前にコーナーを曲がるためのブレーキングを行います。
これによってコーナーに見合った速度まで減速してきれいにコーナーを曲がれるように心がけます。

急制動の場合には、短く強くかけるブレーキですが、コーナーに向けて速度を調節するために行うブレーキングは長く一定にかけるという事がコツです。

コーナーの入口にはしっかりと速度が落ちている状態で、コーナーに入ります。
ブレーキングレバーを緩めてバイクを倒しこみますが、イン側に少し状態を傾けるように目線をもっていくと、バイクは自然とコーナーに向かっていくのでこれによって気持ちよく曲がれます。

バイクがある程度コーナーでバンクして旋回し始めたら、ブレーキを完全にリリース、シートに体重を預けるようにし、肩、腕、上体をリラックスさせて下半身で車体をホールドし、コーナーの奥の方に目線を写していきます。

ハンドルのレバーに掛ける指は自分がやりやすい本数でいいのですが、確実に操作できる状態にしておくことが基本です。
ブレーキレバーを緩めていくときには一気に離さず、じんわりと優しく放すようにします。

完全にレバーを話してからも、もしもの時に備えて指1本分くらいはレバーにかけておくと、緊急時にサッとレバーを動作できます。

こうして基本のコーナリングを覚えてから、コーナーをスポーティに曲がるなどのテクニックを少しずつつけていくといいと思います。
例えばスポーティに走る場合、体をどう倒していくかでバイクの動きが違ってきます。
コーナリングに十分慣れてから、少しずつ違う走りを楽しんでいきましょう。