1. しっかり覚えよう!バイクの急発進の使用場面や注意点

しっかり覚えよう!バイクの急発進の使用場面や注意点

急発進、急加速、こういう場面もあり得る

バイクの運転を行っているといつでも安全に走行できるわけではないという事を知る瞬間があります。
みなさん、怖い!!と思った経験をお持ちだと思いますが、場面によっては急発進、急加速も必要となる事があるのです。

公道ではこうした急発進、急加速はなるべくしない・・・としておきたいのですが、どうしてもしなければならないこともあります。

例えば赤信号でバイクを停車している時、青信号に変わり、後方から交差点内に侵入してくる車両がかなりのスピードで入ってきたという時、車両との速度差を埋める為に急発進や急加速状態になる事もあります。

急加速、急発進を安全に行うために

本来、こうした急加速や急発進は行いたくない行動ですが、道路状況、交通状況によっては必要となる事もあります。

急発進する場合、半クラ状態でエンジンの回転数を上げていき、クラッチをスムーズに結べるように操作することが必要となります。
ブレーキは50%程度の力、その状態でエンジンの回転数を上げていって半クラを終えた時にブレーキを全部開放すると、上手く急加速できます。

この場合、半クラからスムーズにつなぐことが出来る場合にのみ出来ることで、アクセルをぶんぶん吹かしてエンジンの回転数を上げていくというのは、どんな場所でも騒音で周囲の方に迷惑になるので、必要な時以外行わないようにすべきです。

急発進と急加速はリスクを伴う行為

通常、車もバイクも急発進、急加速にならないような運転を心掛けなければなりません。
こうした運転はリスクを伴うものですし、周囲の方々に迷惑をかけてしまう可能性もあるからです。

ブレーキンと半クラのタイミングがうまく合わず、フロント部分が上がってしまえば後ろに転倒してしまう可能性もありますし、エンストする危険もあります。
急加速に身体がついていくことが出来ず、慣性の法則が働きバランスを崩して転倒という可能性もあるので、必要に迫られて利用する・・というくらいに考えておくべきです。