1. サイドカーも泥だらけになります!サイドカークロスという大会を紹介します!

サイドカーも泥だらけになります!サイドカークロスという大会を紹介します!

とにかくドロドロ・・・サイドカーの楽しみ方にはこんなことも

大きくて渋めのバイクについているサイドカー、悠々と高速道路などを走っているとかなり目立ちますし、サイドカーに乗っている方も、それほど危険を感じずのんびりと楽しまれているように見えます。

サイドカーはおしゃれで楽しそうという雰囲気が強いのですが、実はこのサイドカーの楽しみ方にも、過激と思われるような楽しみ方あるのです。
サーキットでサイドカーが走る姿は結構見かけますが、オフロードでサイドカーが見られるという事もあるのです。

たとえばサイドカーでモトクロスを楽しむという何とも過激で無茶な動画が注目されていますが、このサイドカーまで泥まみれになるモータースポーツは古くから行われているもので、人気があります。

このレースの正式名称はサイドカークロスというもので、モトクロスのレース場をサイドカーで疾走するというイメージのレースです。
バイクのベースとなっているのは、モトクロス専用のモトクロッサー、そこに大改造を施してサイドカーに変身してレースに参戦しているので、激しいなんてものではありません。

サイドカーでジャンプを決める・・ありえない光景?

モトクロスは凸凹の道を走り、斜面をぐぐっと上がってバイクごとジャンプ!と非常にアクティブでアクロバティックなイメージもありますが、サイドカーでモトクロス専用コースを走っているのですから、その迫力たるや!泥の跳ね上がりもより激しいものとなっていますし、モトクロス同様大ジャンプもこなすのです。

ジャンプするときにはサイドカーに乗っている方も共に体重移動し、呼吸を合わせて一気にジャンプしなければ、空中で姿勢を崩して転倒、という事も十分考えられます。
モトクロスの様に明らかに通常のバイクよりも軽いものがジャンプするのとは違い、サイドカーが一気にジャンプするのですからその迫力は抜群です。

サイドに乗っている方はパッセンジャーと呼ばれ、乗っているというよりも共に競技に参加しているのですから、余裕や笑顔も全くなく、どろどろになりながら必死に前を見つめ、ライダーが操作するところにあわせて一緒に動くことができるように集中した面持ちです。

サイドカーはバンクすることが出来ないので、バイクが曲がるときには必死に体重移動しなければバイクが曲がっていきません。
この必死さが目の前でみられることも、サイドカークロスの醍醐味です。

バイクを運転する人と、サイドカーに乗る人が阿吽の呼吸でコースを回らなくてはならないこのレース、他のレースにはない迫力があり、一度見ると病み付きになるという方も多いです。

大の大人がどろどろになってバイクを運転している様・・・迫力も汚れもバイクレースの中で最高といっていいレースでしょう。