1. 安全な運転が肝心!ナイトツーリングを楽しむコツ

安全な運転が肝心!ナイトツーリングを楽しむコツ

ナイトツーリングの魅力

夜のひんやりした空気の中を風を切って走行するのは、とても気持ちが良いものです。
しかも街のネオンと車のライトそして空を見上げれば満点の星、これらが闇夜に輝いている様はとても美しく、ロマンチックな気分にさせてくれます。

特に東京や大阪などの大都会には、夜景を楽しめるスポットが随所にあって、昼間は知ることができない街のもうひとつの顔をかいまみえるのが、ツーリングの楽しみの1つです。
夜ならではの魅力は日中ほど車も人も混雑しない事にあります。

もちろん住宅街をけたたましいバイクの排気音をたてて走行するのは御法度です。
しかし車道をルールを守って走行するなら、だれからも文句を言われません。
より安全で落ち着いて走行したいなら、特に深夜から明け方にかけての時間帯がおすすめです。

日中はあれほど車が行き来していて、喧噪にまみれているのにさすがに深夜は渋滞の”じ”もなく、同じ街なのにまったく違う雰囲気がただよっています。
あたかもミステリゾーンに潜り込んだかのようです。

スピード感も失われているため、ついいつもの何倍もの速度も出てしまいます。
夜間は遠慮なく走りを楽しめる時間帯なのです。

ナイトランは距離感が失われている

夜の静けさをやぶって走る快感は、何にも代え難い魅力があるのですが注意したい事がいくつかあります。
田舎と違って街灯はあるのですが、視界はかなり狭いので要注意です。
深夜便を急ぐトラックや自動車が0ではありません。

距離感が失われているだけに追突事故も多発しているのも現実です。
特に大型車にバイクが巻き込まれて陰惨な事故が多発しています。
夜間の高速道路は特に危険ですから要注意です。

仮にライダーが停止していても車高の高い大型車から見えずに追突される危険もあります。
ライダーは生身の体をさらしているだけに危険度が大きいのです。
最も危険なのは右折対向車と出会い頭に衝突する事件も起きています。

深夜は眠くなる

日中めいっぱい働いてからの夜間のツーリングは、集中力もつきにくい事に加えて、居眠り運転をしがちです。
これはライダーだけではなく車の運転車も同じ事が言えます。

疲れている時に深夜走行はなるべく避けた方が無難です。
いくらこちらが安全運転でも相手から追突される事もあります。
夜間はいつ事故が起きても不思議はない事、自分だけはだいじょうぶという事は、一切ない事も覚えておいた方が無難です。

あおり運転に注意

最近問題になっているあおり運転は夜間ももちろんあります。
もし運悪くあおり運転に遭遇したら、本来はスピードをあげて逃げ切るのが妥当なのですが、夜間にスピードをあげて走行するのは、別の意味で危険です。
なるべく相手にしないで休憩エリアへ逃げ込みしばらく停止していましょう。