1. オイルについて理解しよう

オイルについて理解しよう

オイルについて実はあまりよくわかっていない人も多い

バイクに乗っている人はみんなメンテナンスができるしカスタムも可能・・という事もなく、オイル交換もしたことがないという人だっています。
しかしバイクのオイル交換くらいは自分でやってみようと思う方も多いでしょう。

いざオイル交換をしようとオイルを買いに行くと、え?こんなに種類があるの?とびっくりすることも少なくありません。
オイルの種類と選び方について知識を持っておきましょう。

オイルの種類は?

オイルといってもエンジンオイルには3つのベースオイルがあり、このベースオイルに添加剤などを加えてエンジンオイルとして利用します。
そのため、この3つのベースオイルの特性を理解することが必要です。

ベースオイルは鉱物油、化学合成油、部分合成油の3つ、それぞれ機能も特徴も異なります。
価格もかなり違うのでどんな特性があるかよく理解してから購入すべきです。

ベースオイルは3つの種類がある

鉱物油はリーズナブルで購入しやすいベースオイルです。
原油を蒸留し精製したもので、一般的に利用されているオイルといえます。
しかし他のベースオイルと比較すると分子構造が整っていないため、性能的に劣るため、定期的に交換が必要です。

化学合成油は原油から作られる点で鉱物油と同じですが、精製する際の技術が高く、不純物を可能な限り除去し科学的に合成します。
耐熱性、潤滑性も高いクオリティの高いオイルです。
部分合成油は鉱物油と化学合成油のいいとこどりをした、価格的にも性能的にもバランスのいいオイルといわれています。

オイルの粘度の数値とグレードと選び方

エンジンオイルを見ると数値がかかれていることがわかります。
例えば、10W-30とか5W-30といった表記です。
これはオイルの粘度を表すもので、アメリカの企画が世界標準的に扱われています。

SAE50など数字が1か所の場合は、シングルグレードと呼び湯音が100℃に達した場合のオイルの粘度、硬さを表したものです。
現代は旧車に乗る人などが良く利用しています。

今主軸となっているグレードがマルチグレード、10W-30といった数字が2か所に利用されているものです。
左の数字はオイル低温時の粘度が表され、右の数字は高温時の粘度が表されています。

この詳細についてはかなり深い知識が必要となるため、基本的にこの数値は利用できる気温の範囲と覚えておくといいでしょう。
一般的に使用できる範囲が広く、低温でも高温でも気温の変化に関係なく利用できるオイルは価格が高いことが多いです。

エンジンオイルをどう選ぶか?ですが、車種によって推奨される粘度があるので確認しましょう。
サービスマニュアルや取扱説明書に掲載されています。
日本国内で乗る場合、寒冷地以外葉10W-30、10W-40くらいを利用していれば問題ないといわれていますが、寒冷地に行く場合には交換も考えましょう。