1. バイク用ライディングシューズの選び方

バイク用ライディングシューズの選び方

ライディングシューズの選び方

自動車とは違ってバイクは全身をむき出しにして走らなければならないため、ヘルメットやジャケットライディングシューズなどで全身をきちんと装備することが大切です。
公道でバイクに乗る場合にはヘルメットの着用は義務付けられていますが、ライディングシューズに関しては必ず身につけなければならないと法律で定められているわけではありません。
条例によってサンダルやハイヒール、下駄などを履いてバイクを運転することが禁止されている都道府県はいくつかありますが、ライディングシューズの装着を義務づけるものではありません。

履きやすい靴ということであればスニーカーでもいいのでは、と考えるライダーもいるようですが、スニーカーの靴紐が万が一ほどけてしまうとタイヤなどに絡んでしまうリスクがあり、非常に危険です。
スニーカーはその上、足首の部分をガードする作りになっていませんので、転倒した際に怪我につながることも多々あります。
ですから、よほどの理由がない限りはライディングシューズを履いてバイクに乗るのが理想的です。

ライディングシューズの選び方

ライディングシューズは、必ず自分の足にぴったりのサイズのものを購入するようにしましょう。
大きめのものを選んでしまうと、ギアチェンジがやりにくくなったり、プロテクターの保護位置がずれたりする恐れがあります。

また、季節に合わせてライディングシューズを選ぶことも重要です。
雨天時にバイクに乗る場合には防水透湿素材のシューズがオススメです。
このタイプのライディングシューズは雨が中に染み込むのを防いでくれて、しかも内部の湿気がこもらないように外に排出してくれます。

主に街乗りの目的でバイクに乗る人は、着脱が簡単なサイドジップやベルクロタイプのライディングシューズがぴったりです。
靴紐が付いているタイプのライディングシューズは、着脱に手間がかかるだけではなく、紐がほどけて危険なことがありますのであまりおすすめできません。

おすすめのライディングシューズ

市販されているライディングシューズの中でも特に人気が高いのは、アールエスタイチの「DRYMASTER BOA ライディングシューズ RSS006」です。
防水透湿機能が搭載されているため、夏場でも蒸れにくく、BOAフィットシステムなので、グローブをしたままでもダイヤルを回すだけで簡単にシューズの着脱ができます。
ソールもグリップ力が高いので、長時間ツーリングに出かけることが多いライナーにはぴったりです。
広島化成の「elf(エルフ) ライディングシューズ Synthese13EL013」も価格がお手頃で、しかもくるぶしとヒールにプロテクターがしっかりと装備されている点が人気です。