1. 転ばぬ先の杖になるエンジンガード・スライダーとは

転ばぬ先の杖になるエンジンガード・スライダーとは

エンジンガードとは

バイクに乗り始めてしばらくすると、バイクのカスタムに興味を持ち出すライダーが多いものです。
「もっとかっこいいマフラーに付け変えたい」「ホイールを変えてイメージチェンジしたい」などなど、夢を膨らませる人も多いと思います。
バイクがまだ新しくて、特に交換しなければならないパーツもないけれど、何かカスタムを知って自分らしさをアピールしたいという人におすすめなのがエンジンガードの装着です。

バイクというのは、モデルによってはエンジンやマフラーなどといった重要なパーツがむき出しになっていることが多いものです。
普通に走行している時点では問題ないのですが、転倒した時に重要なパーツがダメージを受けてしまうことも少なくありません。
エンジンガードというのは、前後のタイヤとエンジンガードの3点をポイントに装着するパーツですから、たとえ転倒したとしてもバイクがダメージを受けるのを大幅に和らげてくれます。

さらにエンジンガードがあることによって、万が一転倒してしまったとしても足がバイクに挟まれる危険が軽減されるので、怪我の予防という点でも大きなメリットがあります。
エンジンガードはとっかかりにもなるので、倒れたバイクを起こしやすいという利点もあります。
ただし、エンジンガードはかなり目立つパーツなので、カスタムは極力したくない、バイクの外観を損ねたくないという人には不向きです。

スライダーとは

バイクの外観を大きく変えず、しかしエンジン部分はしっかりと守りたいという人には、エンジンスライダーがおすすめです。
エンジンスライダーは小さくて目立たないパーツなので、転倒した際に大切なパーツが破損するのを効果的に防いでくれます。

市販されているエンジンスライダーの中でも特に人気の高いOVER Racing Projectsの製品は、小ぶりですが確実に転倒のインパクトからバイクを守ってくれます。
エンジンスライダーは転倒の際の衝撃を吸収するために、わざわざ壊れやすい素材で作られています。

転倒で走行できなくなるリスクを回避できる

バイクが転倒した場合、まず心配なのはエンジンに与えるダメージです。
エンジンが破損してオイル漏れなどを起こすと、走行が不可能になってしまいます。
エンジンスライダーの価格は2,000円〜7,000円の価格帯がほとんどで取り付けも簡単ですから、「転ばぬ先の杖」で早めに装着しておけば安心です。

カスタムをすると後でバイクが高く売れないからと控えている人もいるかもしれませんが、エンジンなどのパーツを守るためにエンジンガードやスライダーは無くてはならないパーツです。
大きな故障をしてしまえば元も子もありませんから、なるたけ装着をおすすめします。