1. バイク用ETCで高速道路が快適に

バイク用ETCで高速道路が快適に

バイク用ETCは二輪専用が必要

車では多くの人がETCを利用しており、最近は二輪のETC普及率も高くなっているといいます。
二輪、四輪共にETCカードは同じように利用できますが、車載器については四輪と同じものを二輪で利用することはできません。

四輪用の車載器は車内で設置することを目的に作られており、防水性、防塵性、耐振動性などが確保されていないのです。
二輪に利用すると誤作動を起こすリスクもありますし、通信エラーとなり、料金所の開閉カバーが開かないなどのリスクも高まります。

ETC利用には登録が必要

ETCを利用する場合、車両に取り付ける車載器に、バイクのナンバープレート情報などバイク個体の情報を登録する必要があります。
その上で、無線通信処理を行うシステム、サービスを構築し利用できるようになるのです。

利用していた車種に変更がない場合でも、バイクと車載器の登録情報が異なるとETCの利用紹介サービス、ETCマイレージサービスなど、一部利用できなくなるサービスも出てきます。
利用するバイク用のETC車載器は、ETCシステム利用規定に基づくものあg必要となり、利用規定違反が継続すると、ETCの利用制限を受けたり、各種割引が受けられないこともあるので注意が必要です。

ETCカードのセット方法とは?

バイク用の車載器を取り付けて登録をおこなったら、いよいよ利用することになりますが、ETCカードのセットアップが必要となります。
車体機本体のバックルを外してから、カバーを開き、車体機本体のカードソケットにカードを入れましょう。

この時、ETCカードの端子面が車載器のカードソケットに接触しないとカード情報を読み取ることができません。
必ずカードソケットにくっつくように正しい位置にETCカードを挿入してから、カバーを閉じてバックルで固定しましょう。

なぜ?セットアップが必要なのか

セットアップ、つまり登録が必要となるのは、料金所の開閉カバーを円滑に開き、適正な料金を支払ってもらうために必要なことです。
緊急時などは安全な場所に避難することが必要となりますが、この際も、退避してから適切な料金の支払いが必要となり、個人情報を登録する必要が出てきます。

セットアップが必要となるほか、車載器の所有者が変わった場合や、登録情報の変更となった場合は、「変更手続き」が必要です。
例えば車載器を譲渡したり、売却したという場合、また排気した場合など、登録情報に変更があった時に手続きしないとのちに面倒なことが起こる可能性も否定できません。
バイク用の車載器を利用すること、適切な登録を行う事、規定されていることに沿ったものを利用することなど、バイクの車載器を利用する前に、理解しておく必要があります。